高度専門職の親

親を呼び寄せたい!つながりで、昨年新設された在留資格「高度専門職」が親を「特定活動」で呼び寄せる要件をご紹介します。

「高度専門職」の在留資格を得られる外国人とは、就労が認められている活動資格(一部例外あり)の要件に該当し、かつポイント計算表で70点以上ある外国人に与えられる在留資格です。有能な外国人が働きやすい環境をつくり、日本経済の発展に寄与していただきたいとの理由でつくられたものです。

 

この「高度専門職」外国人が自身又はその配偶者の7歳未満の子(養子を含む)の面倒を親に見てもらいたいときに、「特定活動」の在留資格で親を本国から呼ぶことができます。子を妊娠してから6歳の終わりまでの期間限定です。

 

要件として
①世帯年収800万円以上(夫婦の収入合算可能)
②高度専門職外国人と親が同居すること
③高度専門職外国人又はその配偶者のどちらかの親のみ
④呼び寄せる親が以前にこの特定活動で在留したことがないこと

必要書類
①在留資格認定許可申請書 
② 写真(縦4cm×横3cm)
③返信用封筒(定形封筒に宛先を明記の上,392円分の切手(簡易書留用)を貼付したもの)
④高度専門職外国人の世帯年収を証する文書
⑤親と高度専門職外国人又はその配偶者との身分関係,及び養育しようとする者が高度専門職外国人又はその配偶者の7歳未満の子であることを証する文書
   戸籍謄本、婚姻届出受理証明書、結婚証明書(写し)、出生証明書(写し) など
⑥高度専門職外国人,高度専門職外国人の配偶者及びその7歳未満の子の在留カード又はパスポートの写し

妊娠中の場合
⑦高度専門職外国人又はその配偶者が妊娠中であることを証する文書
   診断書,母子健康手帳の写し  など

北九州は工業の地域でもあり、大学も多いので、高度専門職が増えてきているようですよ~。本国の親が、日本で子育てを手伝ってくれると、助かりますね。